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記事: 自信

2003

自信

6月17日の日記でも書きましたが
今年は、梅の実に黒い模様がつく「スス病」が多発しました。
スス病はカビの一種で、雨天が続くと発生します。
梅雨の時期に、身の回りがカビっぽくなるのと一緒です。
今年の場合、4~6月の総雨量は630ミリと、平年の1.5倍に達しました。
さらに晴天の日が非常に少なく、湿度の高い状態が続き、
梅にとっては最悪の天候でした・・・(T_T)

この病気にかかった梅の実は、梅干しになっても黒い模様が残ります。
通常、スス病を防ぐには、収穫直前の農薬散布が欠かせません。
農園では、農薬散布をしなくとも、園地環境と栽培方法で防ぐことができていました。
しかし今年のような、今まで経験したことのない長雨が相手では、
さすがに発病した実がたくさんできました。
逆に言えば、「農薬散布をしていないからスス病が多かった」とも言えます。

「気落ちしていない?」って・・・いえいえ
「確かに今年は天候が悪く、スス病は多かったけれど、よくこの程度の被害で
 済んだものだ。今までの栽培方法は、間違っていなかった」と確信しました。
それに「あともう少し工夫すれば、今度は充分に防げる!」そんな「自信」も得ました。
最悪の条件を経験したがゆえに、「得られるもの」もあるのですね。

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