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記事: 梅の毒

梅の毒

ある日、小学生からこんな質問が・・・
梅の種の中には「毒」があると聞いたのですが、
それはどんなモノですか?

ハイ。栽培家がお答えしましょう (^^)

梅の種には、青酸を放出する「アミグダリン」と呼ばれる
シアン配糖体が含まれています。

未熟な種だと、この配糖体に作用する「酵素」も同居しているため、
微量の青酸を生じる事があります。
ですから、一度にたくさん食べると、これが「下痢」を起こす原因となります。

すっぱ~~い

・・・以上は、梅に関する書物に よく書かれている内容です。

私(栽培家)は、小学生の頃、梅の実や、種の中の核をよく食べていましたが、
お腹が痛くなるぐらいたくさん食べることはついに、できませんでした。

さて、今年の青梅のシーズンに もう一度挑戦してみることにしましょう。

結果はこのコラムにて・・

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