「うなぎと梅干は食べ合わせが悪い」と言われてきた。 実際に、この食べ合わせを避けている人も、多いようだ。 さて、本当にこの説は正しいのだろうか?
【食べ合わせ実験】 実際に、家族4人で一緒に食べてみたが、全員体調に何も異常なし。
以上の結果から、うなぎと梅干を一緒に食べたからといって、 体調に悪影響を及ぼすといった、明らかな医学的根拠はない。
これはあくまでも迷信なのだ。 では、いったい何故そのような迷信が生まれたのだろうか。
それには、いくつかの説が考えられる。
【過食の戒め説】 うなぎも梅干も、食がすすむ食材だ。 脂っこいうなぎも、梅干を食べながらだと 口の中がスッキリして、つい食べ過ぎてしまうので、 食べ過ぎを防ぐ意味で、言われたのではないか。
【栄養の消失説】 梅干には、脂っこい食物をサッパリさせる性質があるので、 体内でうなぎの栄養分が消されてしまうのでは…と心配したため。
【食中毒の予防説】 うなぎが腐っていたら、酸味がある。 もし梅干しを一緒に食べると、梅の酸味のせいで、 うなぎが腐っていることが判らないため。
このように、「食べ合わせの言い伝え」の中には、 食べ物に敏感で、大切に考えた昔の人の知恵が詰まっている。