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梅の樹 栽培家の声農薬について使用した薬剤
2001年の防除履歴
2001年 月向農園で使用した農薬は、以下のとおりです。
1回目 3/24 ボルドー剤 (水で500倍希釈) 有機認証 カイヨウ病予防
2回目 4/06 モスピラン殺虫剤 (水で4000倍希釈)
アブラムシ防除
3回目 4/14 水和硫黄剤 (水で400倍希釈)有機認証 うどんこ病予防
4回目 5/07 水和硫黄剤 (水で500倍希釈)有機認証 うどんこ病予防

以上3種類の農薬を、一回につき1種類、計4回散布しました。

※1回目は、まだ梅の実が見えていない時期に散布しました。

※「ボルドー液剤」と「水和硫黄剤」は、日本農林規格により、
 有機農産物に使用できる(天然鉱物を原料に作られた)薬剤です。
 諸外国では農薬散布回数にカウントされない薬剤でもあります。

「今年の実は綺麗だ!」

梅の栽培をはじめて17年
こんなに実の病気が少ない年は初めてだ。
少ないというより、皆無に近いほどである。

近年、梅の産地ではカイヨウ病が多発し、
商品価値のない梅がたくさんできて農家を悩ませてきた。
対策として、一般的には農薬を多用することになる。
今年は、農薬を多用した園も、
極力使用を減らした園も被害が無かった。

どうしてこんなに被害が無かったんだろうか?

考えられる要因は、
4月に、カイヨウ病が多発する原因となる、強い風雨が無かったこと。
昨年の秋から今年の春にかけて、雨が比較的多かった為に、
根が活発に育つことで、梅の木も健全であったこと。
畑の余分な窒素が雨で流されてしまって、健全な畑であったこと。
以上3点が主なものではないだろうか。

農薬を多用しなくとも病気を抑えるヒントが
今年の状況に隠されているようである!

夏〜秋に害虫が大発生

7月下旬から8月上旬にかけて、
平野部では「アメリカシロヒトリ」が大発生した。
その後沈静化したが、9月に入り、再び大発生している。
アメリカシロヒトリに同じくモモノハマキマダラメイガも大発生している

害虫の大発生に共通するものは、乾燥と高温であり、
この夏は大発生する要因が整っていた。
アメリカシロヒトリの場合は、平野部の発生だけで済んだが、
今回は、モモノハマキマダラメイガが標高の高い月向農園の梅畑へと、
猛威を振るいながら、近づいてくる・・

画像↑は、モモノハマキマダラメイガ

・自然と向きあう「害虫大発生2001/9/25」


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