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梅干し

梅干し

一粒一粒「健康のために・・・」と、
家族への愛情がこもった梅干しは絶品です。
作る人によって、微妙に味が違う
といわれる「梅干し」。
貴方も漬けてみませんか?

φ(..)メモメモ

準備

梅仕事を始めるその前に・・・
忘れちゃいけない!梅の下ごしらえ。
用具は揃いましたか?
準備万端、整えて・・・
さあ、始めましょう!

梅酒

梅酒

梅仕事の中でも、材料さえ揃えば、
誰でも手軽に漬けられる「梅酒」。
梅の有効成分がじっくりと溶け出して、
自分だけの「味」が作れますよ。

梅シロップ

梅シロップ

梅と砂糖から生まれた果汁を、
煮詰めれば梅シロップの出来上がり。  
甘くてさっぱりした、
梅の「元気の素」を召し上がれ!

梅ジャム

梅ジャム

さわやかな梅の酸味が
たまらない梅ジャム。
キッチンが梅のあまい香りで満たされ、
幸せな気分です。

梅肉エキス

梅肉エキス

梅の果肉をすりおろし絞った汁を、
じっくり煮詰めて作る「昔からの家庭薬」
疲労回復・食あたりなど、
万能薬として重宝します。

梅干し

【 材料・用意するもの 】

完熟梅(黄色く熟した梅) 3kg
塩(粗塩) 540~600g
※「梅1kg」に対し「塩180~200g」
殺菌した保存容器
ビニール袋(丈夫な物)2枚

手順1「塩漬け」

完熟梅
1.
完熟梅は、丁寧に水で洗い、
水気をしっかり拭き取る。

なり口のホシを、
竹串などで丁寧にとり除く。
梅と塩を交互に入れる
2.
殺菌した保存容器に、
完熟梅と 塩(全量の2/3)を
交互に入れていく。
残りの塩を最後に上に置く
3.
完熟梅をすべて入れ終えたら、
残りの塩(全量の1/3)を、
最後に上に置く。
秘密兵器登場
4.
ビニール袋を二重にかさね
(水漏れを防ぐため)
保存容器の中に広げる。
ビニール袋は二重にかさねる
5.
ビニール袋の中に、
静かに水を注ぎ入れ、
重石の代わりにする。
こうすると、
重しが均等にかかり、
良い具合に漬けあがる。
水が漏れないよう、しっかりと括る
6.
水が漏れないよう、
しっかりと括る。
第一段階「塩漬け」は完了
7.
これで、第一段階「塩漬け」
は完了。

1~2日で、梅酢が上がってくる。

手順2「梅酢」

塩漬け直後の様子
塩漬け直後の様子

あとは、梅酢が上がってくるのを
じっと待つだけ。
塩漬け後1日目
8.
塩漬け後、1日経った様子

梅酢が良い具合に上がってきた。
2~3日で梅酢が上がりきる
9.
2~3日で、梅酢が上がりきる。
あくまでも、重石は軽めに!
梅が沈み込んでしまう様なら、
重石を軽く調節する。

このまま、梅雨明けまで大事に保管する。

瓶を覗くと、白いカビが!!これは失敗なの?どうしたらいいの?

「梅酢の表面に出た白いカビは、悪さをしないので、
天日干しまで、このままビンの中で放っておいても大丈夫ですよ」
と、お返事するのですが、慣れない方は心配でしょうし、
気になる方もおられますよね。その場合の対処法は…

  • まず、重石をはずします。
  • 重石や瓶に付いたカビ、梅酢の表面に浮いたカビを取り除きます。
  • 梅の重さに対して、5パーセントほどの焼酎(35度)を加えます。
  • 再び重石を載せます。

これで大丈夫!あとは同じように保管後、天日干してくださいね。

産膜酵母

手順3「天日干し」

梅を取り出して天日干しする
10.
梅雨が明けたら、
天気の良い日を選び、
梅を取り出して
「天日干し」する。
ザルに並べる
11.
梅同士がくっ付き過ぎないよう、
適度に間隔を空けて、
ザルに並べていく。
風通しの良い場所に干す
12.
梅を干す時の注意点は・・・

・風通しの良い場所に干す。
・ザルの下も、風通しを良くする。
・基本的に太陽光に直接当てるが、
日差しが強すぎる時は、
日向(ひなた)でなく、
半日陰で干す。
風で乾かすこと
13.
レンガなどを利用して
ザルの下の、風通しを良くする。

暑さで蒸し上げるのではなく
「風で乾かすこと」を心がけよう。
土用干し
14.
天候にもよるが、晴天なら
「大粒で2日、中粒で1日半」
を目安に裏返す。
裏返すと、こうなる。
15.
裏返す前の状態
→ 裏返すと、こうなる。
満遍なく干し上げる
16.
あとは、1~2日
満遍なく干し上げる。
生梅(塩漬けする前の梅)時の
半分ほどの重さになったら
干しあがり。

これで「白干梅」の出来上がり。
あとは、冷暗所で保存する。
梅干し