「除草剤」について
現在、農園では除草剤は使用していません。
除草剤を使うと、土の中の微生物が少なくなると言われています。
微生物の数を数えたことはないので、目に見える部分をお話します。
周辺の除草剤を使っている畑を見ると、
年1回では、外見上あまり変化がないのですが
年2回以上になると、どうも木の調子が良くありません。
この事から、1回でも目に見えないダメージがあるだろうと考えています。
除草剤を使った後の畑には、昆虫や小動物などが、非常に少ないです。
住処を奪われしてしまうのですから、当たり前ですよね。
草は、人間の身体でたとえると、皮膚のような役割をしています。
土中の水分の蒸発を防いだり、地温の上昇を抑えているのです。
除草剤を使うと、裸地に近い状態になるので水分が蒸発しやすくなり、
夏場など気温の高いときは、過度の地温上昇で、土の中の根を傷めてしまいます。
農園では草を根こそぎ無くしてしまうのではなく
草を上手く利用し、畑の生態系を保ちながら草と共生する道を選びました。


【伸びれば刈られる運命】 草がだいぶ伸びてきたので、一度刈っておきましょう。 この草刈カートだと、低い枝の下や株元近くまで 刈れるんですよ。このまま放っておくと、 低い枝になっている梅の実が、草と擦れて、 傷が付くことがあります。

さて、これは何に使うのでしょう? 答え・こんなナイロンの紐で 草を刈るんですよ! 作業も安全だし、誤って木を傷めることもありません ・・・と言っても小さい木は、樹皮が柔らかいのでナイロンが当たると、皮が剥がれてしまいます。 要注意ですね。
