
月向農園酒造場
小さなタンクが並ぶ月向農園酒造場。
もしかして、日本一小さな酒造場かもしれません。
梅の栽培から酒造まで、一貫した梅酒作りを目指しています。

- 1985年 梅栽培を引き継ぐ(園主22歳)
- 1997年 園地の大改造(園主34歳)欧米のワイナリーの姿に憧れを抱くが、酒造法の壁(農家のように小規模では酒造不可能)に断念。
- 2008年 紀州みなべ梅酒特区認定(国の地域活性化計画)(小規模の酒造許可・個人農家にも可能性!)
- 2009年 梅酒造免許を取得(みなべ地方の個人としては初)
- 2010年 本格的仕込みを開始。
梅の個性をひきだす
「梅の素材の味」を最大限に引き出すものを選びました。

自然結晶氷砂糖
自然結晶氷砂糖人工的に短時間で結晶させるのでなく、昔ながらの製法で時間をかけて自然に結晶させた氷砂糖。純度が高く、ゆっくり溶ける氷砂糖は、じっくりと梅のエキスを引き出し、まろやかで上品な味に仕上がる。

醸造アルコール
醸造アルコール通称ホワイトリカー。果実酒用の焼酎で、何度も蒸留して作るため、無味無臭に近いのが特徴。それ自体にコクや風味はないが、そのぶん果実の風味が生かされ、美味しく仕上がる。ピュアな梅の香りと味わい、その旨みを最も引き出す。

酒造用タンク
酒造用タンク容器内の温度を均一にでき、梅の品質ごとに細かいケアが可能な、小型タンクによる仕込みと熟成。上の画像は「仕込んだ直後」の様子。黄緑と紅が映えて美しい。