漬け込み後、梅のエキスが出る3か月後から、飲むことができます。
新しいうちのスッキリした味わいも良いですが、
年月を経て、円熟みを増したまろやかな味わいも格別です。
1~2年くらい熟成させたほうが、美味しく召し上がれます。
漬けた当初は、無色透明の梅酒ですが、
氷砂糖が溶け、熟成していくにつれ、
徐々に琥珀(こはく)色に変わっていきます。
熟成の進み具合は、梅の品質・焼酎の種類・砂糖の量・保管方法により
違ってきますので、一概には言えませんが、
年月を経る程にコクが出て、色も深く(濃く)なっていきます。
アルコールで漬けていますので、賞味期限はありません。
待てば待つほど熟成され円熟みを増す。それが梅酒の醍醐味です。
年月を経る程に、コクが出ておいしくなります。
梅酒はアルコールなので、基本的に腐敗することはありません。
念のため蓋を開けて、香りと味を確かめてください。
特に異常がなければ、まず大丈夫。年代物の貴重な梅酒を味わってください。
異臭がしたり、酢のような味がしたら、残念ですが廃棄してください。
梅酒は、そのまま氷を浮かべてロックにしたり、
炭酸水で割ったり、お湯割にしたり、紅茶に少量入れたり、
いろいろな飲み方が楽しめます。
ケーキやデザートの風味付けにも重宝します。