はい、大丈夫です。梅酒の品質にはまったく問題ありませんのでご安心を。
シワシワは「糖の浸透圧」によって出来ます。梅を砂糖に浸すと、
外部の糖度濃度に比べ、梅内部の糖度濃度が低くなるため、
梅は内部の水分を出して外部の砂糖を溶かし、
糖度濃度を一定にしようとします。これが「浸透圧」です。
ですから、梅に対して砂糖の量が多いと、シワシワ度が増します。
ちなみに、我が家の梅酒たちの様子は・・・
砂糖がゼロの実は、何年経ってもシワができません。
焼酎1.8L・梅1.5K・氷砂糖500gだと、少しシワができます。
これ以上に糖分の量をふやすと、シワシワになります。
またシワシワ度は、梅の熟度によっても違ってきます。
表面は青く硬そうでも、中身が熟している梅はシワになりにくいのです。
と、いろんな説があるということは、きっと、正解はないのでしょう。
ちなみに我が家では、実を取り除かず、ずーっと入れておきます。
その分スペースがいりますが、何も問題ありません。
「南高梅には毛があり、濁りの原因となるため、
1か月程度で取り除く方が好ましい」という説もあります。
ちなみに、100%南高梅使用の我が家では、
ずっと入れたままですが、今までのところ一切トラブル無しです。
はい、大丈夫です。
梅酒を漬けて初めの頃は、梅は沈まず浮いています。
時間が経ち、漬かっていくにつれて
梅のエキスが抽出され、梅は徐々に沈んでゆきます。
ただ、溶けた糖分が下に沈殿すると、
このような現象が長引くことがあります。
時々、ビンを揺すって溶けた糖分を均等にするようにしましょう。
こうすることにより、浸透圧でエキスの抽出がすすみ易くなります。
原因としては、以下の要因が考えられます。
対処法は、次のとおりです。