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記事: 減塩志向

2003

減塩志向

「梅干をもらったんだけど、カビていました。梅干は腐らないんじゃないの?」
テレビで、こんな声を聞くことがあります。

昔の梅干は、塩分が20パーセントと高く、
保存食品として、何年でも保存できました。
しかし最近の梅干は、減塩志向と食べ易さから、
塩分8~10パーセントが主流となり
低いものでは3パーセントの梅干しまで登場しました。
塩分が低いと、当然、保存性も悪くなり、カビやすくなります。

さらにもう一点、梅干には身体に有効な成分、
「有機酸」が5パーセント含まれています。
これが、梅干しのスッパさの素です。

しかし、これも食べ易さのため、減酸されます。
酸が少なくなると、当然、殺菌力も弱まります。
特に、有機酸が3パーセントを切ると、著しくカビ易くなります。

「減塩・減酸志向」の結果、
現在のカビやすい梅干が出来上がったと言えます。
さあ、今日は最後の仕上げ!梅干しの仕込みです。
梅たちの体調チェックを万全に・・・
塩分、酸度のチェックは欠かせません。

仕込みも無事終わり・・・ホッと一息 ^^

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金柑ぼうや

金柑ぼうや

師走だというのに、寒くならないな~この冬は暖冬だとか・・・11月も暖かかったよな~寒くなったら「のどにキンカン」なんだけどな~おっ!金柑ぼ~やか!!寒くなくても、美味いな~。というわけで、今年もおばあちゃんの実家から「きんかんぼうや」がやってきました。これから来春の3月まで、心強い味方です。

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のろし?

のろし?

のろし?焚き火?ボヤ?この時期になると、あちらこちらの梅畑から煙が上がります。剪定で切った枝を、燃やしているのです。油断すると、畑の下草に引火して、消防車のお世話になることも・・・・昔々、栽培家もやりました(T_T) 私が子供の頃は、梅の枝で、お風呂を沸かしていました。そして今年からは↓家の中で大活躍!!やにこ~あったかい!

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