今年も梅仕事の始まり
6月17日(金)今年も梅仕事の始まりです。和歌山の農家からインターネットお見合いで嫁いで来た「うめちゃん」達です。 箱を開けると「フルーツのような芳醇な香り」が部屋中に漂いました。
完熟梅はアク抜きの必要がないのでサッと流水で洗います。40cmボール一杯の梅達。5Kgあります。今年も15kg・・・この3倍の量です。
本当はザルにあけて風に当てたいところですが、夕方お嫁入りしてきたのですぐにふき取り作業に入ります。
通常の梅仕事は乾燥作業と同時に、なり口のホシ(軸)取り作業をします。この梅ちゃん達は完熟して自然落下した子をネットで受けて集めているので、 軸が付いていません。ですから面倒なホシ(軸)取り作業しなくて済みます。
標準より少し少なめの15%の天然塩に漬けこみます。いよいよ梅農家さんのネットで知った、とっておきの秘密兵器登場~!ビニール袋に水を入れ、重石の代わりにします。こうすると、重しが均等にかかり、良い具合に漬けあがるそうです。
瓶の内径より少し大きいビニール袋を二重にして水を入れます。姫モモンガがどんどん塩漬け作業を進めているので、こちらの作業も大忙しです。さらに「ビニール袋重石」を使うと、こんな利点もあります。①梅酢が上がってくるとビニール袋は梅酢に浮くので、必要以上にうめちゃんをつぶし過ぎません。② ビニール袋が密着した蓋になり空気と触れないため、いやな白いカビの発生を防いでくれます。仮にカビが発生してもビニール袋の上の部分だけ・・・そっと取ってあげればうめちゃんには付かないで済みます。
本日の作業終了~。瓶7本の作業でした。
1日半経過、順調に梅酢が上がってきました。「天日干し」の日までは一休みです。
梅酢が上がってきました。すでにビニール袋の上まで上がりました。此処まで来ると塩漬け作業成功です。空間が梅酢で満たされ、空気と遮断されたのでいやな白カビの心配はありません。ビニール袋も梅酢に浮いた状態ですから、これ以上うめちゃんをつぶす事もありません。
うめちゃんのお姉さんたちです。黒酢サワー・梅酒・三温糖シロップなど熟成中です。
去年のうめちゃん達は冷蔵庫でお休み中~。毎日お弁当に入れてくれるのは、なんと一昨年の梅干しなんですよ~ この梅干し食べ始めるのは来年の冬ころかな?
替わりに平成19年産で「日の丸蕎麦」作りました! 月向様、いつもお世話になっております。 梅仕事、塩漬けまで終了しました。 梅酢が上手くあがってビニール袋に達したので一安心です。 毎日弁当に入れて、妻と1日1個食べ続けています。 もう少しで一昨年の梅干しを食べ終えて、 いよいよ去年のうめちゃんの出番が近づいてきました。 梅仕事をブログに載せました。 時間がありましたら覗いてくだされ・・・・