梅ジャム
さわやかな梅の酸味が
たまらない梅ジャム。
キッチンが梅のあまい香りで満たされ、
幸せな気分です。
φ(..)メモメモ
準備
梅仕事を始めるその前に・・・
忘れちゃいけない!梅の下ごしらえ。
用具は揃いましたか?
準備万端、整えて・・・
さあ、始めましょう!
梅酒
梅仕事の中でも、材料さえ揃えば、
誰でも手軽に漬けられる「梅酒」。
梅の有効成分がじっくりと溶け出して、
自分だけの「味」が作れますよ。
梅干し
一粒一粒「健康のために・・・」と、
家族への愛情がこもった梅干しは絶品です。
作る人によって、微妙に味が違う
といわれる「梅干し」。
貴方も漬けてみませんか?
梅シロップ
梅と砂糖から生まれた果汁を、
煮詰めれば梅シロップの出来上がり。
甘くてさっぱりした、
梅の「元気の素」を召し上がれ!
梅肉エキス
梅の果肉をすりおろし絞った汁を、
じっくり煮詰めて作る「昔からの家庭薬」
疲労回復・食あたりなど、
万能薬として重宝します。
【 材料・用意するもの 】
梅 1kg
砂糖 800g(梅の70~90%)
竹串・鍋
殺菌した保存容器
1.
青梅はサッと水洗いし、
なり口のホシを竹串などで
丁寧にとり除く。
2.
鍋に梅を入れ、たっぷりと水を注ぎ、中火にかける。
手でゆっくり混ぜながらゆでる。50度(熱さを手で感じる)くらいになったら水をすてる。
ふたたび鍋に新しい水を入れ、
手で混ぜ、熱くなったら取りかえる。
3.
これを、固い青梅なら2~3回、
完熟梅は1~2回繰り返す。
茹で上がった梅を、
ザルにあげて水気をきり、
冷ます。
4.
種を取り除く。
5.
実を、包丁で刻んで細かくする。
なめらかな仕上がりにしたい時は
さらに裏ごしする。
6.
鍋に、つぶした果肉を入れ、
砂糖の三分の一の量を加え、
よく混ぜ合わせて、中火にかける。
鍋底が焦げ付かないよう注意し、
絶えずかき混ぜながら煮る。
7.
ブクブクと煮立ってきたら、
残りの砂糖の半分を加えて
5分程煮る。
このまま弱火で、5分ほど煮る。
8.
浮いてくる灰汁(アク)を
丁寧に取りのぞく。
残りの砂糖を全部入れさらに15~20分煮る。
果肉が透明っぽくなり、
トロッとしたら出来上がり。
熱いうちに殺菌した保存容器に入れる。
Need help?
「梅ジャム」Q&A
材料について
「青く硬い青梅」から「黄色く熟した完熟梅」まで、どんな熟度の梅でも作れます。
(ちなみに、レシピの手順画像は、完熟梅を使ったものです)
「青く硬い青梅」→すっきりした酸味でさわやかな味。
「黄色く熟した完熟梅」→まろやかで風味の良いフルーティーな味。
出来上がりの味には、それぞれの良さがありますので、お好みでどうぞ。
包丁の代わりに、ミキサーなどを使えば、比較的 楽にできます。
種を取り除いた梅の果肉をジューサーに入れ、撹拌(かくはん)します。
水気が足りない場合は、水を少量加えて撹拌すると良いでしょう。
梅の酸で、ミキサーの金属が傷むおそれがありますので、
使い終わったら必ず、すぐに水洗いして酸を落としましょう。
はい、大丈夫です。キズやいたんだ部分を取り除いて使いましょう。
梅ジャムは、作る過程で煮る(加熱する)ので、心配いりません。
熟成・保管について
梅ジャムは、本来すっぱいものなのですが・・・(^^;)ゞ
食べきれないようでしたら、料理の隠し味に利用してはいかがでしょう。
カレーに入れたり、お菓子の材料にしたり、酸味が活きますよ。
保存容器は小さめのビンがおすすめです。
一度開封したものは、カビが生えやすいので、注意が必要です。
開封しなければ、冷暗所で1年ぐらいです。
室温が高く心配な時は、冷蔵庫で保管してください。
開封後は、かならず冷蔵庫で保存し、早めに食べきりましょう。