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梅の花

園主コラム

梅栽培を長年続けながら、
園主が日々思っていることを
つづりました。

梅の樹

Our Story

農園について

和歌山県南部の太平洋を見渡せる
小高い丘の上で、梅と暮らしています。

農薬について

農薬について

梅の木は小さな苗を植えてから、
何年もかかって一人前の樹となります。
無農薬でも栽培はできますが、
梅の樹と共に暮らしていくためには、
その年々適切な処置が必要です。

てんとう虫

農園の防除暦

散布回数はもちろんですが、
どんな種類の農薬を、どれくらいの量、
どんな方法で、いつ散布したのかも重要です。
実際の農園の取り組みを、ありのまま
皆さんに伝えたいと考えています。

梅の種は土に還る

肥料について

「樹の生長」と「実の生育」に合わせ
土にも負担がかからないように、
良質の肥料を少しずつ与えてやります。

草と共生

除草剤について

現在、農園では除草剤は使用していません。
草を根こそぎ無くしてしまうのではなく
草を上手く利用し、畑の生態系を保ちながら
草と共生する道を選びました。

自信

自信

今年は、梅の実に黒い模様がつく「スス病」が多発しました。スス病はカビの一種で、雨天が続くと発生します。梅雨の時期に、身の回りがカビっぽくなるのと一緒です。今年の場合、4~6月の総雨量は630ミリと平年の1.5倍に達しました。さらに晴天の日が非常に少なく、湿度の高い状態が続き、梅にとっては最悪の天候でした・・・(T_T)左が「スス病」の梅です。梅の品質には まったく影響ないのですが、 外見は ...

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園主の血液

園主の血液

「梅は体にいいよ~、血液もサラサラになるし!」・・・っと触れ回っている栽培家ですが、「じゃあ、梅三昧の栽培家さん!あなたはどうなの?」と 皆さん気になるところですよね。先月受診した人間ドッグの結果発表がありました。医「心電図、心臓がゆっくり動いてるね、 こういうのは長生きできるよ」栽「そうですか」医「血液、何も問題ないね。その他も問題ないし、はい結構です」栽「そうですか、ありがとうございます...

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理想のローテーション

理想のローテーション

最近、壊れ物が多いんです。クーラー、軽トラック、ルーター、電話・・・・壊れたその瞬間を思い出すだけで、頭が痛くなります(@_@)結婚するときに、生活に必要な電化製品や家具を揃えますよね。今でも「嫁入り道具」って言うんでしょうか・・・うちの場合、必要な物の半分は新しく買い、残りの半分は既にある物で間に合わせました。それから、4年ぐらい経つと、間に合わせで使っていたものに壊れが目立つようになり、...

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どんぐりの木

どんぐりの木

車でよく通る道のそばに、大きな大きな、15メートルはありそうなそれは立派な どんぐりの木が一本有りました。そばに近付くと、蜜の香りがプ~ンと漂い、今時珍しいぐらいの力強さで、「木が生きている・・・」感覚的にそれを私達に教えてくれる木でした。 朝、何時ものようにその道を通ると どんぐりの木の横の竹やぶが切開かれています。「畑にするのかな~?急斜面だけどな~」 「どんぐりの木は切られないよな~」...

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原産国表示

原産国表示

この10月より「梅製品」に「原産国表示」が義務付けられました。これは中国産の梅が、 日本市場に大量に輸入されるようになったからです。 当たり前の事ですが、中国産梅を原料にした場合は、原産国に「中国産」と表示しなればいけなくなりました。今までは、中国産の梅を原料輸入して、紀州で加工販売すると、ま~変な話ですが・・・表示は「紀州梅」でOKだったのです。加工品では、よくあることです。ところが近年、...

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生理落下

生理落下

5月の上~中旬。梅の実が、どんどん大きくなっていくこの時期。梅の樹を見ると、既に黄色くなっている実があります。そして、梅の木の足元にはそんな「黄色い梅」が落ちています。この現象を、梅の「生理落下」といいます。収穫まで、あともう少しなのに、「もったいないな~」と思ってしまいますが、これは、無くてはならない「梅の生理現象」なのです。 生理落下した梅の実は、土に還っていきます。もしも生理落下せずに...

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農薬

農薬

3月末~4月は、梅の薬剤(農薬)散布の時期です。梅の木も、いろいろな病気にかかったり、虫にいじめられたりします。だから、木の健康を守るため、最低限の予防が必要となります。人間で言えば、予防注射をしたり、虫除けスプレーを使うのと似ていますね。 最近、市販されている農産物の中には、殺虫剤1回、殺菌剤2回などのように「農薬の使用回数を明記したもの」を見かけるようになりました。農家同士でも 「今年は...

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相性

相性

前回 「ミツバチが、梅の交配を助けている」と言う話に、触れましたが、ここでは、詳しくお話したいと思います。「南高梅」という品種は、自分の雄しべと、雌しべでは、実は結実しません。他の品種の花粉が、南高梅の雌しべにつかないとダメなんです。 ミツバチは、花から花へと「蜜」を求めて飛んでいきます。「違う品種の花粉」が、ミツバチの体に付いて南高梅の花にやって来ると良いわけです。ここで、他の品種であれば...

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梅のハチミツ

梅のハチミツ

梅の花も満開を過ぎ、散りはじめました。この時期、梅畑の所々にミツバチの巣箱が置いてあります。これは、梅の花の「交配」を助けるために農家が養蜂家から借りている物です。ミツバチは、極度の「寒がり屋さん」なので、気温が、約13度以上にならないと巣箱から出て来ません。 暖かい日は、ここぞとばかりブンブン飛びまわり、ミツバチ達は梅の蜜を集めて、巣箱に持ち帰ります。「梅のハチミツって あるのかな?」 そ...

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梅の樹

農園について

和歌山県南部の太平洋を見渡せる小高い丘の上で、梅と暮らしています。「農園からの風が届きますように」

農薬について

農薬について

梅の木は小さな苗を植えてから、何年もかかって一人前の樹となります。その年々適切な処置が必要です。

てんとう虫

農園の防除暦

散布回数はもちろんですが、どんな種類の農薬を、どれくらいの量、どんな方法で、いつ散布したのかも重要。

梅の種は土に還る

肥料について

「樹の生長」と「実の生育」に合わせ土にも負担がかからないように、良質の肥料を少しずつ与えてやります。

草と共生

除草剤について

農園では除草剤を使用していません。草を上手く利用し、畑の生態系を保ちながら草と共生する道を選びました。

梅の花

園主コラム

梅栽培を長年続けながら、園主が日々思っていることをつづりました。