梅と暮らす人の青梅

本年は記録的な暖冬の影響で、梅の開花時期が驚くほど早く、和歌山県みなべ地方の着果数は平年の約三割。
山の尾根に位置する当園は、さらに厳しく二割弱という大凶作となりました。（平野部と比べると、山の尾根は水はけが良く病害虫も少ないですが、収量は平均より少なくなります。）
辛うじて実った梅の実たちも、3月下旬に降雹に見舞われました。ほとんどの梅の実が雹に傷つけられている事が予想され、キズの無い梅の販売は絶望的な状況です。

そのため、本年は事前予約を行うことは困難だと判断いたしました。実際に青梅を収穫してみないとわからないため、今年は収穫できた梅の「即時販売」を実施しようと考えています。
「傷のあるエクボちゃん」や「紅南高梅」もしかしたら「難を逃れたキズ無しの梅」もあるかもしれません。
収穫が始まりましたら、Webサイトをのぞいていただけると幸いです。