知っておいてほしい事│超完熟南高梅
知っておいてほしい事
ホシ(軸)がないのは完熟梅の証。アク抜きも必要ありません
樹上で完全に熟し自然落下した超完熟南高梅には、ホシ(軸)がついていません。
ですから、面倒なホシ取りの作業が要りません。梅を傷つけることなく、一番良い状態で梅を塩漬けできます。
アク抜きも一切必要ありませんので、到着後すぐに、漬け込めます。
完熟梅の性質上、次の点をご理解の上、ご予約ください。
けっして見た目がキレイな梅ではありません
梅酒用南高梅が「若く・張りとツヤがあり・見た目がキレイ!」なのにくらべ、 梅干用完熟梅は「黄色く熟し・張りもツヤもなく」お世辞にもキレイには 見えませんが梅干には最も適しているのです。フルーツのような芳醇な香りも、お楽しみください(^^)
多少の「スリ傷」や「打ち身」があります
梅干用完熟梅は、樹上で完全に熟し、自然落下した梅の実です。そのため 樹から自然落下する際、どうしても小さな「スリ傷」や「打ち身」が生じます。収穫&出荷時には分からないのですが、翌日になると目立つことがありますが 梅干しに仕上がると、まったく問題ありませんので、どうぞご安心ください。
到着後はできるだけ早く「塩漬け」してください
梅農家では、収穫したその日のうちに塩漬けしています。 品質保持のために「クール(冷蔵)便」でお届けしますが、一刻も早くお願いします!到着後すぐに漬けられない場合は、超完熟ではなく、樹熟南高梅を購入されることを、おすすめします。
塩漬けする時に用いる「重石」は、軽めにしてください
完熟梅はとても柔らかいので、重石が重いと、必要以上に梅からエキスが 出てしまい、皮と種ばかりのペチャンコの梅干しになってしまいます。・・・その分、梅酢はたっぷり取れますが(^^;)・・・どうぞご注意を!
収穫直前の農薬散布をしないため、悪天候時(雨が多い年)には、梅の実にススのような黒っぽい模様がでることがあります
梅の収量と品質は、生育中の天候に大きく影響されます。 雨天が長期間続くと、梅の実にススのような黒っぽい模様が付くことがあります。当園のように標高が高く、乾燥気味の梅畑では、普段はあまり発生しないのですが、 あまりにも悪天候(雨天)が長期間続くと、どうしても発生しやすくなります。これを防ぐため、一般には「収穫直前や収穫中に農薬を散布する」のですが「食べる人」のことを考えると、僕にはこの時期の散布はできません。黒っぽい模様は、梅の品質には まったく影響ないのですが、外見は お世辞にも綺麗とは言えません。 そして梅干に漬けても、残念ながら、この黒っぽいシミが消えることはありません。
店頭では既に並んでいます。完熟梅を早く送ってもらえないでしょうか。
店頭に並んだ梅干用青梅は、未熟なうちに収穫し、黄色く追熟させた物です。 一方、月向農園では、樹上でじっくり完熟して自然落下した梅を収穫します。 「強制的に収穫した梅」と「自然にまかせ適期に収穫した梅」とでは 流通時期がズレて当然です。梅達の生育に従って収穫することが、 よりベストな完熟梅をお届けすることにつながると確信しています。
まだすこし青っぽい(硬い)梅があるけど、いっしょに漬けても大丈夫?
はい!大丈夫です。農園でも、同じ物を漬けていますよ。 外見は少しずつ違いますが、どれも正真正銘、樹で完熟し自然落下した 完熟梅です。「完熟」というと、皆さんは「まっ黄色で柔らかい梅」を想像 されるかもしれませんが、そうではないのです。何事もタイミングですね!
アク抜きは、したほうが良いの?
いいえ、完熟梅にアク抜きは必要ありません。水洗いだけで充分ですよ。