金柑の豆知識│月向農園
きんかんの豆知識
ミカン科の常緑低木(樹高は2mほど)。
7~10月頃に花が咲き、晩秋~冬にかけて実がつき、黄色く熟する。
柑橘類の中で、最も果実が小さいので、別名をヒメタチバナ(姫橘)ともいう。
花言葉は「思い出・感謝」
日本の主産地は和歌山のほか、宮崎、高知、鹿児島で、
いずれも黒潮が流れる暖かいところ。
キンカンは、他のミカン類と違って皮を食べるのが特徴。
糖度が高いので、酸味が気にならず、皮、果肉一緒に食べられる。
栄養満点のきんかん
皮ごと食べるキンカンは「ビタミン剤」そのもの。
ビタミンを余すことなく摂取でき、機能性果実としての利用価値も高い。
ビタミンCが豊富です
(ビタミンCの宝庫といわれる「レモン」とほぼ同等の量)
潤いのある肌つくりを助け、抗酸化作用で、美白にも期待できます。
風邪を予防し、血管や骨を丈夫にしたり、ガン予防にも働きます。
ストレスに対する抵抗力を高めます。
ビタミンPの本体「ヘスペリジン」を含んでいます
ヘスペリジンは、みかん由来のフラボノイド、ポリフェノールの一種。
柑橘類に多く含まれますが、実の部分よりも果皮・薄皮に多く含まれています。
ビタミンCの吸収を良くして、毛細血管を強くする働きがある。
血中コレステロールを改善し、血圧上昇を抑制し、動脈硬化を予防する。
抗アレルギー作用や、発がん抑制作用がある。
果物としては珍しく「カルシウム」が多く含まれています
丈夫な骨や歯をつくり、神経の緊張や興奮をしずめるはたらきがある。( 80mg/100g )
発ガン抑制物質といわれる「β-クリプトキサンチン」を含みます
果皮に多く含まれるので、抗ガン作用大
(皮ごと食することで温州みかんの約4倍の摂取が可能)
咳止め効果の「シネフリン」を含んでいます
咳止め効果は果皮のシネフリンで 気管支の筋肉弛緩作用の効果によるものといわれています。