
梅肉エキスの疑問集
どんな時に摂ればいいのですか?毎日摂った方がいいのかな。
月向さんのお宅では、どういう風にしているのでしょうか?
我が家では毎晩、就寝前にゴックンとそのまま飲み込むのが日課です。 すると翌朝、不思議なほどスッキリと目が覚め、前日の疲れがとれています。 他には「胃腸の調子が悪い時(おなかを壊したり・消化不良の時)」 「脂っこい食事の後(不思議な程、胃腸がもたれません)」 「お酒を飲んだ時(翌日に残りません)」によく利用します。 特に、子供の腹痛や、風邪をひいた時などはよく効きますよ。 梅肉エキスは、我が家では、なくてはならない常備薬です。
はじめて摂るのですが、食べ方を教えてください。
「そのまま召し上がる」のが一番お手軽ですが、食べ辛い場合は「オブラートに包んだり」「ハチミツなどの甘味を加えたり」「ヨーグルトに混ぜる」と 美味しく召し上がれますよ。詳しくは「楽しみ方いろいろ」をどうぞ
「身体に良い!」と聞いたのですが、どんな効能があるのですか?
梅は血流改善効果が高いと報告されています。他にも疲労回復効果・食中毒予防・胃がん予防・抗酸化作用・インフルエンザ感染予防・カルシウム吸収促進効果・肥満抑制効果などが報告されています。詳しくは「梅の効能」をどうぞ
保存方法はどうすれば良いの?
開封後は冷蔵庫に入れた方がいいのでしょうか?
開封前&開封後も常温保存で大丈夫ですよ(^^) 冷蔵庫に入れると、かえってエキスが硬くなるかもしれません。 夏場(暑い時)は柔らかいけど、冬場(寒い時)はどうしても硬くなりますよね。 ハチミツと似ているのかもしれませんね(笑)
賞味期限はどのくらいでしょうか?
母の作った20年前の梅肉エキスがあるんですが、まだ食べられますか?
梅肉エキスは非常に殺菌力が強いので(今までに「腐った」という話は聞いた事がありません)清潔に使えば、何年経っても食べられますよ。 しいて言えば、時間の経過と共に硬くなって固形に変化していく点でしょうか。 ・・・といいながら20年前のエキスなんか見たこと無い! どんな物か、見てみたいし味わってみたいです(^^)
「塩分」は含まれていますか?
梅肉エキスに塩分は、まったく含まれておりません。 塩分の摂取を制限されている方でも、安心してお召し上がりいただけますよ。
少し固いように思います。普通はトロッとしているんではないのですか?
ヨーグルトに混ぜて食べたのですが、うまく混ざりません。
梅肉エキスは気温や時間の経過によって粘度が変化します
気温の高い夏は「サラサラとした感じ」。気温の低い冬は「固くドロッとした感じ」です。
さらに時間の経過と共に「プルンとした強い粘り」に変化していきます。
エキスが硬くなって使いづらい時は、ビンごとお湯で少し温めると柔らかくなりますよ。
梅肉エキスを少量のヨーグルトに、しっかり混ぜてから全体に混ぜるとうまくいきやすいです。
一度試して見てくださいね(^^)
「梅肉エキス」を手作りしてみたいのですが、手順を教えてください。
『梅のある生活』で「梅肉エキスの作り方・手順」を 詳しくご紹介しています。ぜひ、挑戦してみてくださいね!
梅の効能

梅の効能と効果
梅は「血流改善効果が高い」と報告されています
- 梅に含まれているクエン酸・リンゴ酸・ムメフラールには、血液をサラサラにして流れやすくする強い血流改善効果・血液浄化作用があります。
- 血液内にコレステロールなどがたまるのを防ぐなど動脈硬化を抑制し、生活習慣病の発生を防いでくれます。
- 梅に含まれているクエン酸が基礎代謝を活性化し、内臓脂肪を溜まりにくくします。
- 『疲労回復効果』 疲れにくい体作りや、疲労の早期回復
- 『食中毒予防』 食中毒菌の増殖を抑制する作用
- 『胃がん予防』 ヘリコバクターピロリ菌の運動抑制効果
- 『抗酸化作用』 細胞や組織が酸化するのを防ぐ作用
- インフルエンザ感染予防効果
- カルシウムの吸収促進効果
- 肥満抑制効果
血液は言うまでもなく、体の隅々の細胞に酸素や栄養分を供給し、老廃物を取り除くなどの働きをしています。 血液の流れが良くなれば、酸素や栄養分の供給がスムーズになり、老廃物の回収も早くなって、体全体が活性化します。
体内で生じる疲労物質の乳酸を分解して、身体の活力を改善します。
梅には殺菌作用があり、腸炎ビブリオ菌や黄色ブドウ糖球菌は有機酸に弱いので 食中毒の予防にも効果的。O-157などにも有効とされています。
梅に含まれる梅リグナン(シリンガレシノール)が、胃がんの原因となるヘリコバクター・ピロリ菌の運動を抑制します。
梅に含まれる梅リグナンには酸化反応を抑制する作用があります。
梅ポリフェノール(エポキシリオニレシノール)には、インフルエンザウイルスの増殖を抑え、感染力を弱める効果があります。
梅の成分がカルシウムを骨に結びつける働きを促したり、骨をつくる細胞を増やす働きをする。
梅を摂取すると遅筋(脂肪を燃焼しやすい筋繊維)が増えることが判明。梅を食べた後、有酸素運動をすると脂肪燃焼が促され肥満抑制につながります。

いろいろな民間療法
家庭の「万能薬」・・・「殺菌作用・整腸作用・疲労回復」
梅肉エキスには、梅の薬効が凝縮されています。梅干よりも強力な殺菌作用があり、整腸作用にも優れた梅肉エキスは、昔から体調がすぐれないときの万能薬として重宝されてきました。
腹痛、下痢、便秘に・・・「梅肉エキスを飲む」
強力な殺菌作用がある梅肉エキスは昔から、食あたり、赤痢、コレラなどの伝染病予防に役立ってきました。 腹痛や下痢には、少量をなめるだけで効果があるといわれます。 腸の働きを整えるので便秘にも有効です。直接なめるのが苦手な場合はお湯割りにして飲んでもOKです。
喉(のど)の痛みに・・・「梅肉エキスのお湯割でうがいする」
風邪などで喉(のど)が痛む時は、ぬるま湯で5~10倍に薄めた梅肉エキスでうがいします。強力な殺菌効果が働き効果抜群です。
湿疹、水虫に・・・「梅肉エキスを塗る」
水で10倍くらいに薄めた梅肉エキスを、患部に外用薬として塗ります。 これを繰り返すと、強力な殺菌効果が皮膚の内側に浸透してよく効くといわれています。
頭痛、腰痛、膝痛、肩凝りに・・・「梅肉エキスで湿布する」
梅には、鎮痛作用や血行促進作用があります。少量の水で溶いた梅肉エキスをガーゼなどに塗りつけ、患部に貼って湿布すると痛みが治まります。