コンテンツへスキップ

Article: 梅の毒

梅の毒

ある日、小学生からこんな質問が・・・
梅の種の中には「毒」があると聞いたのですが、
それはどんなモノですか?

ハイ。栽培家がお答えしましょう (^^)

梅の種には、青酸を放出する「アミグダリン」と呼ばれる
シアン配糖体が含まれています。

未熟な種だと、この配糖体に作用する「酵素」も同居しているため、
微量の青酸を生じる事があります。
ですから、一度にたくさん食べると、これが「下痢」を起こす原因となります。

すっぱ~~い

・・・以上は、梅に関する書物に よく書かれている内容です。

私(栽培家)は、小学生の頃、梅の実や、種の中の核をよく食べていましたが、
お腹が痛くなるぐらいたくさん食べることはついに、できませんでした。

さて、今年の青梅のシーズンに もう一度挑戦してみることにしましょう。

結果はこのコラムにて・・

梅の仁

Read more

葉

梅の樹々達は、ようやく葉を落とし、休眠に入りました。今年は、秋口から気温が高く雨量も多かったので、例年より、落葉が遅くなりました。途中、虫達にかじられたり、病原菌に侵されたり、あまり農薬をやらない園主の元では大変です。厚みがあり、葉毛がしっかりしている葉に育ててやるのが、最大の防御でしょうか。 葉の役割は、もちろん光合成です。その葉の様子が樹全体の状態を現します。水が欲しいときには水を、栄養...

もっと見る
香雲丘

香雲丘

満開をむかえた梅畑今年の農園の一番花は1月31日でした。寒さの中、壊れそうなまでの繊細な姿。一つ隣りの花が、そして次の花が・・・・ みなべの山々に目をやると、このところの陽気で一気に開花が進み、「香雲丘」が現われようとしています。「香雲丘(こううんきゅう)」とは、 梅の花が咲き乱れた丘が連なる、幽玄の景色です。あまり天気が良すぎる日よりも、曇天の日がきれいに・・・。曇天の日よりも、少し雨模様...

もっと見る