原産国表示
この10月より「梅製品」に
「原産国表示」が義務付けられました。
これは中国産の梅が、 日本市場に
大量に輸入されるようになったからです。
当たり前の事ですが、中国産梅を原料にした場合は、
原産国に「中国産」と表示しなればいけなくなりました。
今までは、中国産の梅を原料輸入して、紀州で加工販売すると、
ま~変な話ですが・・・表示は「紀州梅」でOKだったのです。
加工品では、よくあることです。
ところが近年、スーパーなどでは、 安い「中国産紀州梅」ばかりが売れますので、
当の紀州の産地が「ちょっと待った!ちゃんと原産国を表示するようにしてよ!」
と農水省にお願いしたわけです。
「中国産」と「紀州産」をハッキリさせて、
消費者に「紀州産」を選んでもらおうと、考えたわけです。
僕の個人的な意見としては、 農水省にお願いするのではなく、
第三者機関を設立し、 表示についてのルールを、決めるべきだと思います。
表示義務後、
「中国産の販売量が減った」とも
「紀州産の販売量が増えた」とも
聞いた事がありませんが・・・
ちなみに農園では、 原材料名の梅に
「月向農園産」 と明記しました (^O^)V