理想のローテーション
最近、壊れ物が多いんです。
クーラー、軽トラック、ルーター、電話・・・・
壊れたその瞬間を思い出すだけで、
頭が痛くなります(@_@)
結婚するときに、生活に必要な電化製品や家具を揃えますよね。
今でも「嫁入り道具」って言うんでしょうか・・・
うちの場合、必要な物の半分は新しく買い、
残りの半分は既にある物で間に合わせました。
それから、4年ぐらい経つと、間に合わせで使っていたものに
壊れが目立つようになり、買い替えが必要になりました。
8年経つと、結婚するときに買った物も壊れはじめて・・・・・・(T_T)
今から思うと、もし結婚時に全部新しいものを買っていたら、
買い替え時期が重なって 「エライ目にあっただろうな~」と思います。
同じように梅の木にも寿命があります。
それにストレスが重なると、早死にもします。
一般に梅の木の経済的寿命は25年ほどです。
寿命が来ると植え替えするわけですが
畑全体に、一度に苗木を植えてしまうと、
寿命も一度に来ますので 経済的に成り立たなくなります。
1~5年生の畑、5~10年生の畑、・・・・20~25年の畑 のように
世代を分けておかないと、安定収量を獲ることは出来ません。
「そんなこと解ってる」・・・と頭の中で思いつつも、そこは人間!
若く元気なときは、どんどん古い木を切って植え替えますので
若い木が多くなりすぎる傾向があります。
逆に、年配になると梅の木を切るのがもったいないらしくて
更新が進まずに古い木が多くなり、
畑の高齢化も進みがちです。
かくも理想から離れてしまうところが、
ウメ栽培の面白さです。