相性
前回 「ミツバチが、梅の交配を助けている」
と言う話に、触れましたが、
ここでは、詳しくお話したいと思います。
「南高梅」という品種は、自分の雄しべと、
雌しべでは、実は結実しません。
他の品種の花粉が、南高梅の雌しべにつかないとダメなんです。
ミツバチは、花から花へと「蜜」を求めて飛んでいきます。
「違う品種の花粉」が、ミツバチの体に付いて南高梅の花にやって来ると良いわけです。
ここで、他の品種であれば何でもいいか?といえば、そうではありません。
やはり梅にも「相性」というものがあります。
最もポピュラーなのは、「小粒南高梅」と言う南高梅の小粒品種です。
その他には、それぞれの地域で交配種として有望な品種が用いられています。
そんな相性のいい品種を、南高梅の近くに植えておきます。
さて「栽培家とWebmaster の相性は?」と聞かれたら・・・・・
たまには喧嘩もすることありますが、そのときのミツバチさんは、
子供達だったり、このホームページだったりします(^^)。