梅のある生活

「青梅の甘露煮」について質問集

どのくらいの熟度の梅が良いのですか?

「若く固い新鮮な青梅」をお薦め
します。触ってみて果肉が堅く、
しっかりとした梅が良いでしょう。

おすすめは「フレッシュ南高梅」

実の大きさは、大粒がお薦めです。
果肉がたっぷりあるほうが
うまみを存分に楽しめますよ。

青梅

穴あけは、絶対やらなければいけませんか?なんのため?

穴は「梅の果肉が煮くずれるのを防ぐため」にあけます。
だいたい一個につき20箇所が目安。
面倒くさい穴あけですが、手を抜かず頑張りましょう。

太めの針ではなく、竹串を使う場合は、先を細く削ってから使用しましょう。
大きすぎる穴は、かえって煮くずれの原因となることがあります。

砂糖は、一度に入れてはいけませんか?

はい。美味く仕上げるためには、かならず数回に分けて入れましょう。
砂糖を分けて加えることにより、浸透圧が徐々にかかり、
甘みも、ゆっくりじっくり染み込んでいきます。
ふっくらと美味しい甘露煮に仕上がりますよ。

果肉が崩れてしまいました(T.T) どうしてでしょう?

丁寧に扱ったのに、崩れてしまった場合は、
もしかしたら梅実が熟していたのかもしれません。

崩れてしまった梅実は、種を取り除いてジャムのように利用したり
ヨーグルトやアイスクリームに混ぜて食べましょう。美味しいですよ。

保存容器は、どんなものがいいの?

甘露煮は、やわらかく崩れやすいので、
広口で底の浅い容器(タッパーなども可)がおすすめです。
あまり底の深い容器はお薦めできません。

もっと青く仕上げる方法は、ありませんか?

甘露煮を、銅鍋で煮て作ると、もっと青っぽく仕上がります。
また、銅板を一緒に入れて煮ても、同じ効果が得られます。
しかし、安全性の観点から、賛否両論ありますので、
今回は、自然なままの色味の作り方を掲載しました。

美味しいからたくさん作りたいのですが

甘露煮は、青梅をやさしくそっと扱うと、美しく仕上がります。
欲張って、一度に大量に作ると、どうしても失敗しがちです。
面倒でも数回に分けて、少量ずつ(作りやすい分量で)
丁寧に作られることをお薦めします。

賞味期限はどれくらいですか?

そんなに長持ちするものではありません。
かならず冷蔵庫で保存し、
美味しいうち(2~3ヶ月)に食べきってください。

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