青梅はサッと水洗いし、
なり口のホシを竹串などで
丁寧にとり除く。
太めの針の先で、つついて
まんべんなく梅に穴をあける。
一粒に20箇所ほどが目安。
青梅のおいしさがギュツと詰まった甘露煮。この季節だけのお楽しみです。
青梅はサッと水洗いし、
なり口のホシを竹串などで
丁寧にとり除く。
太めの針の先で、つついて
まんべんなく梅に穴をあける。
一粒に20箇所ほどが目安。
穴をあけるは、梅の果肉が
煮崩れるのを防ぐため。
穴はできるだけ小さいほうが良い。
竹串を使う場合は、先を細く削ってから使用すること。
鍋に梅を入れ、
かぶる程度に水を入れて、
火にかける。
熱くなった鍋底に、
梅がなるべく当たらないように、
手でゆっくり混ぜながらゆでる。
50度(熱さを手で感じる)くらい
になったら、水をすてる。
ふたたび、鍋に新しい水を入れ、手で混ぜ、熱くなったら取りかえる。
これを2~3回繰り返す。
やわらかく茹で上がった梅を、
ザルにそっとあげて、
水気をきる。
鍋に、梅を一粒ずつ丁寧に並べ
分量の水(840cc)を入れる。
砂糖の三分の一の量を全体に満遍なく加え、弱火にかける。
浮いてくる灰汁(アク)を
丁寧に取りのぞく。
落とし蓋のかわりに、
清潔なガーゼをのせる。
ふつうの落とし蓋では重すぎて
煮崩れの原因になる。
このまま弱火で、5分ほど煮る。
ガーゼを取らずに、
その上から残りの砂糖の
半分を加えて、5分煮る。
残りの砂糖を全部入れて、
さらに5分煮て、火を止める。
粗熱が取れるまで、そのまま冷ます。
殺菌した保存容器に、
梅を一粒ずつそっと入れる。
容器は広く浅いものの方が、
梅も崩れにくく、おすすめ。
梅の表面をガーゼで覆う。
鍋に残った煮汁を、再び煮立て、灰汁(アク)をとる。
梅がヒタヒタに漬かる程度に、
熱い煮汁を静かに注ぎ入れる。
そのまま室温で冷まし、
完全に冷めたら、きっちり蓋をして冷蔵庫で保管する。
完成です! 青梅のおいしさがギュツと詰まった甘露煮。この季節だけのお楽しみ。
かならず冷蔵庫で保管し、2~3ヶ月の美味しいうちに食べきってください。