梅のプロフィール(名称・分類)
落葉小高木。高さ5~10m。花は観賞、実は食用として広く各地で栽培される。

名称
- 和名 ウメ(梅)
- 古名 ムメ
- 学名 Prunus mume Sieb.et Zucc.
(明治期シーボルトが命名) - 英名 Japanese apricot,
Japanese flowering apricot - フランス名 abricot japonais
- 別名・異称
- 好文木(こうぶんぼく)
・木の花(このはな) - 春告草(はるつげぐさ)
・匂草(においぐさ) - 香散見草(かざみぐさ)
・風待草(かぜまちぐさ) - 香栄草(こうばえぐさ)
・初名草(はつなぐさ) - 花の兄(はなのあに)
- 好文木(こうぶんぼく)
※ 日本では、奈良時代「万葉集」では"ウメ"、平安時代以後は"ムメ"、現在は"ウメ"と言っている。
名前の由来
「うむみ(熟実)」の約転。薬用として渡来した燻し梅「烏梅(うばい)」に由来。 中国音「メイ」の転訛。・・・など、いろいろな説がある。
原産地
古くから日本(九州北部)に自生していたという説もあるが、奈良時代以前に、中国文化と共に遣唐使が 薬木として、中国(湖北省・四川省)から日本に持ち帰ったものといわれている。 日本の風土によく合い、平安時代に広く普及した。
花言葉
忠実、気品
梅はバラ科の植物
バラ科>サクラ亜科>サクラ属>スモモ亜属 に「ウメ」は属している。

このページは南部川村の許可のもと「南部川村うめ振興館常設展示図録」をもとに作成しました